光琳画の秘密
尾形光琳に関する本を初めて読むのに、すごくディープなチョイスをしてしまったなあ、と読んだ後に思った、この本。
光琳画の秘密 大谷滿著
読み終わった時の感想は、
この人めちゃくちゃ光琳への愛がすごい!
この本を初めによんでよかった!
光琳にますます興味が湧いた。
能にも興味が湧いた。
もう光琳のセンス最高。
でした。
だって今までの常識がいい意味で、崩れたの。
本当に?って知識ないながら思ってたことが、理論的に裏付けされたかんじで、やっぱりね、と思ったり。
まじか。
ってなったり。
そのほんとに?は、
2つとも嘘!でした。
という見解でした。
ちなみに国宝の紅白梅図屏風はこれ。
画像なかったから本を写真とりました。
まあこの論理は本を読んでくださいw
一番ぐっときたのは、光琳の絵と能の関係。
能のシーンの一部を切り取り、絵に表現してる光琳のセンスと発想力に痺れた、、、。
昔から能に精通してる光琳は、自分でも能を舞っていたんだそう。
ここにも痺れた、、、。
光琳の絵はぜんぶ能が関係してるんだって。
依頼者が将軍とかだったから、苦労したみたいだけれど、それにしても、、。
乙すぎる、、。
いままで尾形光琳のことは有名な風神雷神図屏風とか燕子花図屏風、八ツ橋図屏風とかしか知らなかったけど、もっと深く知りたいと思った。
鈴木其一展にいって、琳派ブームが自分の中で始まって読んだこの本。
いまや尾形光琳に惚れております。
能についても知りたいなーとか思うくらいw
昔から絵を描く時は、描く人のあらゆる要素が盛り込まれてるんだな〜、それは変わらないものなんだなって改めて確認できた気がして、とってもうれしかった。
やっぱり表現すること、見ることは大好きだな〜っておもった。
ひさびさ本読んでテンションあがったわ〜
大谷滿さんすてきな本をありがとうございます😊😊😊